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バイエル

ここは練習場

人と距離をとることが優しさだと思っていた

内省

 いつからかそう思うようになっていた。や、会社に入ってからかな。人のプライベートを全く詮索しない、距離感をもった人間関係がかっこいいと思っていた。

 会社に入ったばかりのときはもちろん知らない人ばっかりで、圧倒的に年上の人が多く、年齢が上ってことはそれだけ人間としての歴史が長いってことで、あれこれ知りたくなってしまう衝動を自制したものだった。

 よく考えると相手を知るには会話はそんなに必要じゃないのだか、その時の私には相手との1対1の会話、そして相手から発信される自分についての情報がすべてだと思っていた。問題に対する態度だったり、電話の応答から相手の人間性を想像したり推測するのは失礼だと思っていたのだ。でも大半の人間人間関係はそういう想像から始まってるんだなーと今では思う。

 

 っていろいろ言ったけど、距離をとるのがいいと思ってたのは、私が距離を取られたかったからなんだろうと思う。近づいてくる人が怖かったんだ。ただそれだけのような気がする。私は人のことをすごく知りたいけど、私は知られるのが嫌で、現実の人間関係の場合、一方的に知ることって難しくて、私が相手に近づくってことはそれだけ相手もまた私に近づいているのだ。えへ。

 とくに苦手なのは集団対自分という構図。会社に入るときもそうだった。みんなからみられる私。こういうときってどうしたらいいんだろうな。

 ざっと調べてみて思ったのは、もっと集団を集団としてとらえていいんだなということ。集団をかたまりとしてとらえて、あまり最初から細部までとらえようとしなくていいんだ。そしたらちょっとは気が楽かな。